今回おすすめするのは、2014年公開のオーストリア製ホラー映画『グッドナイト・マミー』!
包帯ぐるぐる巻きで帰ってきた母親が、本物の母親なのかを双子が確かめようとするという作品。
お酒を飲みながらダラダラ見ましたね。
主人公の男の子たちはどういう訳かゴキブリを集めているので、ゴキブリがめちゃくちゃ出てきます。
グッドナイト・マミーのあらすじ・概要をざっくり紹介
ここはあまりネタバレにならないように書いていくので、未視聴の人も大丈夫です。
トウモロコシ畑に囲まれた田舎家。母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟のもとに、整形手術を受けて顔全体を包帯で覆った母親が帰ってきました。けれど、優しかったはずの母親が以前とは異なりまるで別人のようで、主人公である双子の男の子は母親が何者かに入れ替わってしまったと疑い彼女の正体を暴こうとする。二人の行動は次第にエスカレートしていき、残酷な方法で母親を追い詰めていきます。
こんな感じの内容です。
ネタバレあり グッドナイト・マミーを結末まで見た感想とレビュー
ここからはネタバレありで書いていきます。重大な部分は語らないようにしますが、未視聴の方はご注意ください。
グッドナイト・マミーの結末は、親子が再開するラストになってますが、どこか切ないものがあります。
母親が本物か確かめようとする双子の手段は、ある意味で子供らしく、見ている側に想像しやすい痛みを感じさせます。無邪気さすら感じるその残酷さはもしかすると、誰しもが経験したことのある類かもしれません。例えば虫眼鏡で蟻を焼くだとか、そういった興味本位の残酷さみたいなものがあります。
ストーリー自体は母親と双子の男の子の3人だけで進んでいきます。ただっ広い家の中で行われる親子のやり取りは薄ら寒さを感じさせ、雰囲気作りに一役買っています。全体としてどんよりとした嫌な空気の流れるサスペンスホラーでした。
オチは勘のいい方なら映画中盤あたりで気が付いてしまうかもしれないですが、私は気が付きませんでした。なので最後まで楽しむことができました。サスペンスホラーって変に邪推しながら見るよりも、主人公と同じ目線になったほうが楽しめるんじゃないかと私は思います。ただ単に私が考えながら見るのが苦手っているだけですが。
100分に満たない映画ですので、さらっと見れてしまいます。サスペンスホラーの気分だなってときにおすすめですよ!