今回おすすめするのは、2009年公開のカナダ、フランス合作ホラー映画『スプライス』!
科学者が倫理を無視して新種の生き物作っちゃってさー大変ヤツです。
昔テレビか、ギャオか無料の何かで視聴した気がします。
実験動物が出てくるので、動物好きにはちょっとしんどい映画かもしれないですね。
スプライスのあらすじ・概要をざっくり紹介
ここはあまりネタバレにならないように書いていくので、未視聴の人も大丈夫です。
クライブとエルサは製薬企業に勤める研究者。利用価値のある新種のタンパク質を作り出すために、異なる種類の生物の遺伝子を合成することで新たな種の生物を作り出す研究に挑んでいました。企業側から研究の中止を言い渡されてもなお、好奇心が故に人間とのハイブリッド生物を生み出してしまった2人。ドレンと名付けられたは人間に似た姿で次第に知性を獲得してきます。
こんな感じの内容です。
ネタバレあり スプライスを結末まで見た感想とレビュー
ここからはネタバレありで書いていきます。重大な部分は語らないようにしますが、未視聴の方はご注意ください。
スプライスの結末は、この手の映画では定番な処分エンドになっています。
科学の追求や好奇心、愛情、倫理観なんかのせめぎ合いを描くみたいな部分が多く、ホラー映画的な要素はストーリーの終盤になってようやく顔を出してきます。主人公の一人エルサは幼い頃に母親からまともに愛情を注がれず育ったためか、次第に人間らしくなっていくドレンに対しても愛情をもって接してしまうので、なんだか切ない気持ちにさせられました。
あんまりエロくないし、人も死なないスピーシーズって感じなので、ああいうタイプのSFがお好きな方におすすめです。